D-28 Billy Strings                            2025年10月20日 更新

正式発表は2025年1月でしたが、シリアルbニしては2024年に変更されています。

D-28 Billy Strings コメント

 ビリーの所有する1940年製D-28にインスパイアされ
 たモデルですので、基本スペックはHD-28です。

 サウンドホールから見えるラベルと黒色ドットのブリッ
 ジ・ピンで見分けられます。

 実際にはスケールの違いから、ブリッジが5ミリほど
 サウンドホール寄りになっています。

 ショートスケールであることだけでなく、ブリッジとXブ
 レイシングの位置関係がこのギターの音を生み出し
 ているのだと思います。

 バックはペグの違いで見分けられます。

 Authenticロゴです。

 まれに、間違えてOld Styleロゴがついているものも
 あります。

 ナット部分の指板の幅は 1 23/32インチ(43.7ミリ)

 現在のHD-28 1 3/4インチ(44.5ミリ)

 2024年以前 1 11/16インチ(42.9ミリ)

 のちょうど中間で、各々8ミリの差です。

 D-28 Billy Stringsのナット部分の弦の幅(弦の外側で
 計測)は37.75ミリで、1 11/16インチのモデルからの持
 ち替えは、サドル部分の弦の幅が同じこともあり、ほぼ
 違和感なくできるのではと思います。

 チューニング・マシンはグローヴァー G-111リイシュ
 ー。

 オリジナルは1939年から1941年までD-28に使用され
 ていました。

 1940年製D-28にインスパイアされたモデルであること
 がわかります。

 ヴォルートの形状は2025年のスタンダードモデルに
 準拠しています。

 ナットの底面はヘッドと平行です。

 2025年のスタンダードモデルに準拠しています。

 ダイアモンド&スクエア指板インレイ。

 ブリッジも2025年のスタンダードモデルに準拠していま
 す。

 ブリッジ・ピンの黒色ドットも1940年製D-28が意識され
 ています。

 ネックヒールキャップも2025年モデルの形状です。

 ラベルです。

 サインは印刷です。

 直筆でしたらこのギターはもっと高価になっていたはず
 ですが、ビリーはそれを望まなかったのではと想像しま
 す。HD-28との価格差は300ドルです。

撮影ご協力:クロサワ楽器店 ドクターサウンド

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