工房N なかさんのコメント
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       以前78年製のHD−28を持っていたのですが塗装の軟化に音を上げて手放してしまいました。が、それ以来オールドマーチンではそれ以上のサウンドのマーチンに出会わず、“もっておけばよかった・・・”とトラウマのようになっていました(笑)。 
ブログを通じてメールのやりとりをしている方から“自分の欲しいギターをムリしてでも手に入れることが結局は近道になりますよ”と言われ、図星だなあ・・・と思っていろいろみているうちにオークションで落札したものになります。 
90年のHD−28をもっていたのですが、千葉の知人に譲ることが決まり、生の音量も稼げる別のDタイプのギターが欲しい・・・と思う中で出会った1本です。 
改造されていました。 
・ペグがグローバーロートマチックタイプからグローバーオープンバックタイプへ 
・ピックガードがトーティス製へ 
・ブリッジがロングサドルタイプへ 
私の前のオーナーさんも北陸のコレクターさんから手に入れたときからこの仕様になっていたそうで、ブリッジはどこかで交換されたのかカスタムオーダーものになるのかは不明です。 
この頃のD−28の特徴なのかドンシャリ系サウンドと簡単に表現できない特徴のある音です。 6弦を弾くとボ−ン!ってちゃんと低音が出てくるのにストロークするとその低音がスッと後ろに引っ込むというのか溶け込むような感じになって自己主張しないバランスで鳴ります。 なのでストロークするとシャリシャリした音に聞こえます。 独自の楽器用オイルによるメンテでそのへんのバランスを変えようとしています。 
ネック裏の塗装は硬化してパリパリになり、ボディの塗装は軟化して座って弾くとズボンの模様がついてしまいますが、オールドマーチンならではのサウンドは他では得がたい魅力を感じます。 
イジるのが性に合ってるプレーヤーなのでいずれPUシステムをインストールしてやろうと思っています。重さも2キロきるぐらいで軽いのがいいです。 
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